病気だったときの症状【閲覧注意】

2022年9月22日

「うつ病、パニック障害から克服しました」
と一口に言っても、いったい具体的にどのような状態から克服できたのだろうか。

また、ご覧になっている方の中には、「自分と同じような症状があるのだろうか」
そのような疑問や関心をお持ちの方があるかもしれません。

あるいはうつ病、パニック障害ではなくとも、以下に挙げた症状をお持ちの方があるのではないかと思います。例えば、不安障害、強迫障害といったものなどです。

管理人がうつ病、パニック障害など心身の不調があったときに、どのような症状があったのか。
以下、できるだけ網羅して挙げてみました。

なお、このサイトで紹介している方法は、これらの症状に対処するなかで取り入れ、生まれていったものです。そして、病気を克服してからは、ここに挙げた症状はどれもその片鱗も残っていません

同じような症状に思い当たる方は、本サイトが紹介している方法を参考にしていただければ幸いです。

※以下、症状に関する記述が続きます。苦痛に感じる方は、無理をなさらないようお願いします。

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うつ病、パニック障害だったときの症状

管理人がうつ病、パニック障害との診断を受けたのは、大学2年生の頃でした。
そして、この時期が一番症状が大変だったように思います。(だからこそ病院に駆け込んだわけです。)

この病気にはある日突然になったわけでなく、そのはるか以前から、前兆のような症状はありました。そして克服するまでの間、時期によってここに挙げた症状の増減はありました。さまざまな方法を取り入れたことで、時期を追うごとに症状がなくなったり軽くなったりしましたが、ある日突然すべて消滅したわけでもありません。

以下に挙げた症状は、診断を受けた頃、つまり一番大変だったときのものです。

うつ症状、不安症状
・常に不安、悲しみを感じる
・将来に悲観的になる
・過去の悪い出来事から心が離れない
・特定の事柄に偏執的にこだわり、心を対象から離そうとしても離れない

身体の緊張、こわばり
身体が常に緊張した状態、こわばっている
冷汗をかく
首や肩が異常に凝っている
背中の筋が張って引き攣れるような痛みがある
肩甲骨の内側に不快感がある

倦怠感
倦怠感で身体が重く感じ起きられない
寝ていても体が重く感じる
・起きても何かをする意欲が湧かない

冷え症
手足が異常に冷たい

腕の痺れ
腕全体に痺れを感じる

呼吸の障害
息苦しい感覚がある
呼吸が浅く早い(特に電車、人混みなどで)
深く吸い込めない
息を吐き切れない

息を呑む
・無意識に何度も息を呑む

胸部の不快感
胸にモヤモヤしたものを感じる
胸がすっきりしない不快感がある
胸の上部に常に空気が残っているような不快感がある

吐き気
常に吐き気がある

食欲減退
ご飯一膳も食べきれないほど食欲がない

喉の違和感
喉が詰まるような違和感がある

嚥下できない
食べ物を口に入れてもえずいて飲み込めない
ひどいときには水も飲み込めない

胸やけ、みぞおちの不快感
みぞおち(胃のあたり)に痛みと固くこわばった感覚がある
胸やけがする
みぞおちの上(食道のあたり)に灼けるような不快感がある

嘔吐恐怖
嘔吐することに強い恐怖感がある(特に外出時)
食べ物を見ると気分が悪くなる
外食店に入ることができない

自律神経失調症
夜中に頭が冴えて、日中に頭がぼんやりする
・後頭部に鈍くぼんやりするような不快感がある
体全体に悪いエネルギーで覆われたような不快感がある
膝裏が異常にだるい
脛に非常にかゆい感覚がある

恐怖感
高い所や電車のホームなどで、自分の意思でなく身体が吸いこまれる恐怖感がある
自分という意識がなくなってしまう恐怖感がある
自分の心身が自分の意思に反するようになることへの恐怖感がある
常に死への恐怖を感じる

パニック症状
電車の中で気分が悪くなり、地面が左右に大きく傾くように揺れて、視界全体がひしゃげて歪む発作が起きる
以後、電車に乗れず、家からも外出できなくなる

繰り返しになりますが、ここに挙げた症状はすべて、病気を克服してからはその片鱗も残っていません

このサイトでは管理人の実体験をもとに、克服するためのエッセンスだと思われるものを整理して情報提供をしています。

よろしければ参考にしてみてください。


著者・管理人:柊 基博(Hiiragi Motohiro)


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うつ病、パニック障害を克服するまでの途 Ⅰ ー 診断を受けるまで ー
管理人がうつ病、パニック障害を克服するまでの経緯を、時系列に沿って紹介しています。この記事では、発症してから病院で診断を受けるようになるまでの経緯についてお話しします。
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管理人がうつ病、パニック障害を克服する過程で、気功の体験はそれまでの流れを変える大きな転機になりました。この記事では、気功との出会いの経緯、行うことで感じた体の変化などをお話ししています。
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前回の気功と並行して、波動水の活用を行っていました。MRA(MMRI)という機械で心身の波動を測定し、それを改善する波動水を作製して飲む。その体験がどのようなものだったのか、お話しします。

(克服過程の続きは現在、作成中です)

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