食欲不振、吐き気、嘔吐恐怖の克服に役立った方法について

2022年9月22日

管理人がうつ病、パニック障害で、自律神経失調症にもあった当時、これらの症状に苦しんだのを覚えています。

うつ病は心の病気なので、不安、恐怖、悲しみが心を占めているという状態で、その苦しみはもちろんあったのですが、同時にタイトルにあるような体に現れた症状というのも非常に苦しいものでした。

なお、病気を克服して以来、20年以上、これらの症状はまったくありません。

まず、管理人の症状がどういったものだったのかお話しした後に、管理人の体験上、これらの症状を克服するのにおすすめの方法をお話ししたいと思います。

なお、以下、管理人が病気だったときの具体的な症状にお話ししていきます。読んでいてつらい方は無理をしないようお願いします

管理人の具体的な症状

管理人がうつ病、パニック障害と診断されたのは大学2年のときだったのですが、食欲不振という症状は、高校生のときからありました。診断を受けた頃は食欲がほとんどなく、いつも吐き気があるような状態。そして、自分が吐くことに恐怖を感じる嘔吐恐怖の症状もありました。

具体的には以下のような状態でした。

【食欲不振】
お腹は減るのですが食欲というのはほとんどなく、ご飯1膳も食べきれない。人前でそうした姿をさらしたくないという思いから、大学でも昼食を摂らずに過ごすということも多かったです。

【飲み込めない】
食欲がないだけでなく、食べ物を飲み込むことができないという体の現象がありました。
口に食物を入れると、えずくような感覚があって飲み込めない。症状がひどいときには、水も飲み込むことができない。

【喉に詰まるような感覚】
喉ぼとけのあたりに詰まるような感覚がある。(実際に何か詰まっているわけではないです。)

【吐き気】
食道から上にあがるような吐き気がある。特に外出するときに、その感覚が強くなる。
また、こういう状態が続いていたためか、食べ物を見るだけで気分が悪くなり、吐き気が襲ってくるようになってしまいました。

【嘔吐恐怖】
吐き気のある状態が続いていたためか、自分が吐くことに恐怖を感じるようになりました。特に外出時に、吐いて他人に迷惑をかけてしまうのではないかという不安感が、意識にある状態が続いていました。

このほか、吐き気に関連することとして、お腹にガス(空気)がたまっているということもありました。
体が緊張しているためなのか、無意識に空気を何度も飲み込んでしまう。呑気症と呼ばれるそうですが、それによって、お腹がガス(空気)で張ったような感じになってしまう。

本来ならば、物を食べるという行為は、人間の三大欲求にも挙げられるほど、楽しく快楽をもたらす行為のはずです。
管理人自身、病気を克服して以来、物を食べるということ、特に美味しいものを食べることは、日常の生活の中でも大きな楽しみになっています。

それが苦痛であるということは、とても残念なことです。

しかもこうして日常的に吐き気に悩まされ、食事もまともにとれない身体の状態にあることが、自分は今後も社会生活を送ることができないのではないか、という想いにつながり心を不安にさせてしまう。そうした悪循環にもありました。

タイトルにある症状については、このような状態でした。同じような症状がある方は、この後にお話しする方法を参考にしてみてください。

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克服した方法

管理人の体験から、これらの症状に対処し、克服するのにおすすめの方法は何か。

このサイトでもいろいろな方法を紹介していますが、
結論から言えば、それは呼吸法です。

管理人が病気のときに体験したものに、内養功という気功がありました。この気功を行ったときに修得したのが、呼吸法です。

気功ではごく基本的な丹田呼吸と呼ばれるものを修得したのですが、より症状に対処できるよう、その後、古神道などの体験を踏まえて自らの呼吸法を修得していきました。

なお、気功そのものも、体の緊張をとってリラックスさせて、気を体に巡らせることで、食欲がわいてくるという効果がありました。管理人の体験上、上記のような症状がある方には、おすすめできる方法です。

しかしやはり修得には時間がかかり、いつでもどこでも行える方法ではありません。食事をする前に気功をします、というわけにもいきません。
このため、一人でも簡単に、どこでもできる方法として呼吸法を紹介しています。

管理人が気功を体験する中で、気という視点で自らの体を感じたときに、これらの症状について気がついたことがあります。

それは他のところでも繰り返しお話ししていますが、体の気がすべて頭のほうに上がってしまっているということです。そのため首から下の気が不足していて体に循環していない。とてもバランスが悪い状態だということです。

吐き気があるときというのは、体の中を上にあがっていく流れがあります。自らの体の反応を見れば、言わずもがなでお分かりになると思います。そして、これは気の視点で見ても上にあがる流れになっているということです。

この上がっている気を丹田に落とす必要があります。丹田というのは、下腹の臍下にあるあたりを指しますが、気のエネルギーの貯蔵庫であり、気を体に巡らせるポンプでもあります。この丹田に気を落とし、気を充実させて体に巡らせる必要がある。

そのような気の流れにするのに、場所を選ばす比較的手軽にできるのが、呼吸法です。

気功を体験を通じて自らの気の流れを内観した経緯と、基本的な呼吸法である丹田呼吸の方法については以下の記事で紹介しています。ご参考になる方は、ご覧いただければと思います。

丹田に気を入れる|体の悪い気を出す
この記事では、管理人の体験から、うつ病、パニック障害の克服を「気」という視点でお話しします。うつ病、パニック障害のときに、なぜ丹田呼吸で「気を下げる」必要があるのか。なぜ「悪い気を出す」神道の禊がおすすめなのか。その理由と方法をあわせて紹介しています。

先ほど丹田呼吸の後に、より症状に対処できるよう、古神道の体験などを踏まえて自らの呼吸法を修得したとお話ししました。

管理人の体験では、うつ病、パニック障害の場合は、特に気が上にあがりやすい傾向にある。
そのように感じます。

その理由は上記の記事でもお話ししていますが、普段から無意識に次のような行為をしているからです。

それは一つには、呼吸が早く浅くなりがちであること、二つには、不安、恐怖などの意識が頭に強くあることです。また、体が緊張して首や肩に力が入り、リラックスできないということもあります。これらの行為は体の気を上にあげてしまう。

特に、嘔吐恐怖のときなどは、その状態が強くなります。
管理人の体感では、以下のような状態でした。

吐いてはいけないという不安の意識が強く頭に生じる。それと同時に、呼吸が浅く早くなる。

体が緊張して首や肩に力が入ったり、あるいは逆に体の力が入らなくなって、冷えて体温が急速に下がったように感じたりする。俗にいう血の気が引く、というような感覚です。

管理人の場合は、上記のような状態になることが多かったです。
そして、このときの体の気は、急速に頭のほうに上がってしまっている。あるいは体の気が抜けてしまっている。

このとき、手足は冷たく、冷汗をかいたりしていて気が通っている感覚がない。首から下、丹田にも気がありません。
そして、急速に体の気が上がる方向の流れになっていて、吐き気が生じる。

管理人の体験では、パニック障害の発作が生じる前兆のときも、これと同じような感じでした。

日常的にあった吐き気についても、程度の差はありますが体に起こったことは同様のものです。

繰り返しますが、浅く早い呼吸をする、意識が強く頭にある、首や肩に力が入っている。
うつ病、パニック障害のときにはこの状態に陥りやすいのですが、これらの行為によって、気は頭のほうに上がっていきます。

そしてまた、日常的にこのような状態なので、普通に丹田呼吸をしていただけではなかなか気が落ちていかない。
そもそも浅く早い呼吸のため、呼吸法をしようとしても息を深く吸い込むことができない。息を吐くということもできない。

こうした自らの状態に対して、体の気の状態を内観しながらいろいろな体験をもとに、息苦しい状態になっても支障がなく、より効果的に気を丹田に下げることができる呼吸法を修得しました。いつでもどこでもできる方法で、複雑な条件や動作などはなく、簡単だと思います。

また、やり方さえ修得すれば、数回行えば、効果的に気を丹田に下げることができるようになります。

この呼吸法を行うことで、先ほどの症状に対して管理人の体験上では、以下のような効果が感じられました。

・気が丹田に下りて入ることで、お腹の下腹が温かく感じる。丹田に温かな気が蓄積されているような感覚です。
・気が下方向の流れになることで、吐き気は収まり、普通に食欲が出てくる。この呼吸法を行った後には唾液が多く出ることもありました。
・お腹のガスによる張りがなくなる。(横隔膜によるマッサージ効果かなと感じています。)
・首、肩、上体の力が自然と抜ける。(肩呼吸がなくなることと、下腹の丹田の方向に押し下げることによる効果かなと感じています。)

嘔吐恐怖については、吐き気の症状がなくなることで、だんだんとこの恐怖心も自然に消えていきました。

この呼吸法に触れたものが、以下の記事になります。ご参考になる方は、ご覧いただければと思います。

うつ病、パニック障害を克服する過程で修得した呼吸法
この記事では、管理人の体験から、うつ病、パニック障害を克服する過程で行った「呼吸法」を紹介しています。また、管理人が克服する過程で「自ら修得した呼吸法」についても触れています。

管理人のこの呼吸法の効用は、症状の前に行うことでその発生を抑えるとともに、下方向の呼吸を癖づけるということがあります。それによって、うつ病、パニック障害の気があがりやすいという特性を克服することになります。

なお、これは克服した後の最近の話ですが、気を下に降ろすということに関して、参考となる方法を見つけました。意識の置き方のお話しです。
記事のタイトルは本の読書感想という形になっていますが、その方法に触れています。ご参考になる方は、ご覧いただければと思います。

管理人としては、先ほどの呼吸法と組み合わせて行うことで、より効果が期待できるのではないかと感じています。

藤平光一著「中村天風と植芝盛平 氣の確立」を読んでみて|その意識の置き方
藤平光一著「中村天風と植芝盛平 氣の確立」を読んで、自らのうつ病、パニック障害を克服するときに気づいた点との関連を紹介しています。普段の意識の置き方や、呼吸法の理解にも役立つと思います。

*    *    *

以上、これまで管理人が症状に対処した体験をもとに、おすすめの方法を紹介してきました。

なお、病気だったときの管理人は、補助的にグッズの活用も行っていました。先ほどのような症状があったときに、管理人の体験上、体の負担軽減に役立つと感じたものを以下の記事で紹介しています。

ご参考になる方は、こちらの記事をご覧ください。
特に今回の記事のような症状のある方には、管理人の体験では、体の気を丹田に落とすため、以下の記事で紹介している「アディオ・イフ」がおすすめです。

うつ病、パニック障害でツライカラダにおすすめのグッズ
この記事では、管理人の体験から、うつ病、パニック障害だったときに「体の負担軽減のため使用したグッズ」を、体感した効果とともに紹介しています。

今回の記事は、以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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