病気だったときの症状【閲覧注意】
「うつ病、パニック障害を自力で克服した体験談」は、本サイトのタイトルです。
しかし「うつ病、パニック障害」と一口に言っても、具体的にどのような状態を克服したのか、自分と同じような症状があるのだろうか、といった疑問や関心をお持ちの方もおられるかもしれません。
あるいは、うつ病、パニック障害以外にも、例えば不安障害、強迫障害といったような症状はどうだったのだろうか、とご覧になっている方もおられるかもしれません。
そこで、私が病気だったときにどのような症状があったのか、以下、箇条書きの形式でまとめてみました。なお、病気を克服した後は、これらの症状はすべて残っていません。
また、このサイトで紹介している方法は、これらの症状に対処する過程で生まれていったものです。同じような症状に思い当たる方は、参考にしていただければ幸いです。
※ 以下の症状の内容を苦痛に感じる方は、無理をなさらないようお願いします。
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どのような症状だったのか
高校生活が中盤を過ぎた頃から食欲が慢性的に減退し、体の倦怠感が抜けなくなるといった変化がありました。大学に進学後は心の状態が悪化し、病院でうつ病、パニック障害と診断を受けたのが、大学二年生のときであったと記憶しています。
以下に挙げている症状は、診断を受けた頃のものです。
うつ症状、不安症状
・常に不安、悲しみを感じる
・将来に悲観的になる
・過去の否定的な出来事が心から離れない
・特定の事柄に偏執的にこだわり、心を対象から離そうとしても離れない
倦怠感
・倦怠感で身体が重く、起床できない
・横臥した状態でも体が重く感じる
・何かをする意欲が湧かない
身体の緊張、こわばり
・常に身体がどこか緊張し、こわばっている
・首や肩が凝って固くなっている
・冷汗をかく
・背中の筋が張り、引き攣れるような痛みがある
・肩甲骨の内側あたりに不快感がある
冷え症
・手足が非常に冷たい
腕の痺れ
・突然、腕に痺れを感じることがある
呼吸の障害、息苦しさ
・息苦しく、呼吸がしにくい
・電車、人混みなどで呼吸が浅く早くなる
・息を深く吸い込めない
・息を吐き切ることができない
・息を吐いても胸の上部に空気が残っている感覚がある
空気を呑む
・無意識に何度も空気を呑む
胸部の不快感
・胸の周囲にモヤモヤしたものが纏わりつく感覚がある
吐き気
・常に吐き気がある
食欲減退
・食欲がなく、茶碗一膳も食べきることができない
喉の違和感
・喉が詰まるような違和感がある
・食べ物を口に入れてもえずいて飲み込めない
・(症状が酷いとき)水を飲み込めない
胸やけ、みぞおちの不快感
・みぞおち(胃のあたり)に痛みと固くこわばった感覚がある
・胸やけがする
・みぞおちの上(食道のあたり)に灼けるような不快感がある
嘔吐恐怖
・嘔吐することに強い恐怖感がある(特に外出時)
・食べ物を見ると気分が悪くなる
・外食店に入ることができない
会食恐怖
・他人と食事しようとするとき、体の脱力と強い吐き気が生じる
自律神経失調症
・夜中に頭が冴えて、日中に頭がぼんやりする
・後頭部に鈍い不快感がある
・体全体が不快なエネルギーで覆われている感覚がある
・膝裏がだるい
・脛が非常に痒くなる
立ち眩み
・立ち眩みを起こす
・重心が頭にあるようにふらつく
恐怖感
・高い所や電車のホームなどで、意思とは関係なく身体が吸いこまれる恐怖感がある
・自分という意識がなくなるような感覚が生じ、そのことへの恐怖感がある
・自分の心身が自分の意思に反するようになることへの恐怖感がある
・常に死への恐怖を感じる
パニック症状
・電車の中で気分が悪くなり、足元が大きく傾いて揺れたように感じた後、視界全体がひしゃげて歪む発作が起きる
・以後、電車に乗れず、自宅からも外出できなくなる
ご覧いただくとお分かりになると思いますが、心の症状のほか、身体の症状も非常に辛いものでした。病院で検査を受けても身体に異常は全く見つからず、心に由来するものだったと思われます。
上記の状態でありながら、いろいろな方法を体験し取り入れた結果、幸いにも徐々に回復して克服しました。つまり、これらの症状がまったく無い状態になったということです。
診断を受けた時点から病気の克服まで、試行錯誤しながらおよそ三年ほどかかりましたが、以後二十数年間、上記の症状は再発していませんし、社会生活にも支障ありません。
このサイトでは管理人の実体験をもとに、克服するためのエッセンスだと思われるものを整理して情報提供をしています。よろしければ参考にしてみてください。