自律神経失調症を克服した方法について
本サイトのタイトルはうつ病、パニック障害の克服となっており、自律神経失調症の克服と聞いて疑問に思った方もおられるかもしれません。
実は上記の病気だったときに自律神経失調症も併発していたのですが、病気を克服したときにこの自律神経失調症の症状についてもすべて消滅したのです。以降、20年以上が経過していますが、症状はまったくありません。
メイン記事で紹介しているうつ病、パニック障害を克服する方法が、自律神経失調症の克服にも有効だったものと思います。この記事では、自らの体験を振り返って、自律神経失調症に対してメイン記事のどの方法がおすすめなのか、以下に紹介していきます。
そのお話しに入る前に、自律神経失調症とは言っても管理人の場合、それがどのような症状だったのか。まずはお話ししたいと思います。
具体的な症状(自律神経失調症)
自律神経失調症と言っても、具体的にどのような症状だったのか。同じような症状があるのか、あるいはどのような状態を解消できたのかなど、参考にしていただければと思います。
医師の診察を受けたときに、自律神経失調症と診断された症状には、以下のものがありました。
・胸を中心として体全体に、モヤモヤする不快な感覚がある
・肩甲骨の背骨側に不快な感覚がある
・膝裏にけだるい不快な感覚がある
・身体がソワソワして落ち着かない感覚がある
いずれも言葉で表現するのが難しいのですが、全体として言えることは、身体全体の所在のない不快な感覚です。どこか落ち着かない感覚が、常に身体全体にまとわりついているというものです。同じような症状がある方は、お分かりいただけるのではないかと思います。
このほか、足の脛(すね)に強い痒みが生じるということもありました。(皮膚の病気によるものではありません。)
この自律神経失調症の原因については、はっきりしたことはわからないようです。病院で診察を受けたときには、規則正しい生活をすることで身体の生活リズムを戻すよう助言される程度のものだったと記憶しています。
自律神経失調症の症状としては、息苦しさ、身体の冷えなども耳にすることがあります。自律神経失調症によるのか、うつ病、パニック障害によるのかはわかりませんが、管理人にもこれらの症状がありました。
自律神経失調症と一口に言っても、このように症状は様々にあるようです。ここでお話ししたそれぞれの症状について、メイン記事のどの方法がおすすめなのか、以下に紹介したいと思います。
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身体の所在ない感覚などの対処法
先ほどのグレーの枠内にあった身体の不快な感覚(足の脛の痒みを含む)に対処する上で、自らの体験からおすすめする方法とは、以下のものです。
それは、シャワーなどで身体に流水をあてて行う方法です。詳しい方法は以下のメイン記事で紹介していますが、身体に流水をあてながら、意識を使って不快な感覚を体から出すようにするという方法です。
身体全体を流した後には、スッキリした感覚が得られます。そして日常生活を送る中で、再び不快な感覚が生じるので、都度、継続して行うようにします。管理人もそうでしたが、入浴時に行うなどでもよろしいのではないかと思います。
管理人の体験では、不快な感覚が日常的になっていたものが、繰り返し行うことで、やがて生じない状態が日常になりました。また対処法を知っているということで、症状が以前より気にならなくなりました。
以下の記事の後半で紹介していますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。
この記事では、管理人の体験から、うつ病、パニック障害の克服を「気」という視点でお話しします。うつ病、パニック障害のときに、なぜ丹田呼吸で「気を下げる」必要があるのか。その理由と方法をあわせて紹介しています。
不快な感覚がある方の中には、周りの影響を受けやすい体質という方もあるかと思います。この場合、普段生活している場を改善するという方法もあります。
こちらは器具を購入して部屋に設置するため有料となってしまいますが、以下の記事で紹介しています。周りからの影響をあまり過度に気にすることは禁物ですが、参考まで紹介させていただきます。管理人も実際に利用していたものです。
息苦しさ、身体の冷えへの対処法
息苦しさ、身体の冷えといった症状については、管理人も悩まされたものです。
息苦しさの対処法については別の記事(→記事)にもまとめていますが、症状として呼吸が浅く早くなり、息を吸うことができず息苦しさを感じるというものです。そして、息を吸うために吐こうとしても、吐くこともできない。
身体の冷えについては、例えば、暑い季節でも手足がかなり冷たい状態になっており、時折痺れを感じるというものです。
息苦しさと身体の冷えの症状をまとめてお話ししていますが、これは体験を通じて、別のものに思われるこれらが同じ原理によるものだと気づいたことにあります。
管理人は病気だったときに、中国の北載河発祥の医療気功である内養功(易筋行気法)を体験したのですが、このときに気づきがありました。(気功をお勧めすることが目的ではなく、気づきを理解していただくためお話ししています。)
その気づきの内容は、先ほども紹介した以下のメイン記事の前半で紹介していますが、簡単にまとめれば次のようなものです。
気功の体験を通じて、自分の体を気という側面から感じるようになったのですが、先ほどの症状があるとき、体の気の状態はどのようになっているのか。徐々に以下の状態にあることがわかりました。
その状態とは、気が頭の方に上がってしまっている(上がる流れになっている)こと、そして首から下の気が少なくなり、体に循環していないということです。
特に臍下の一帯、丹田を呼ばれる部分は、体の気の根源であるとともに、体に気を循環させるポンプにあたります。気が上がることでこの丹田の気が不足し、手足に循環しない状態にあるということです。
なぜ気が上がってしまうのかについては、気功の基本的な呼吸法である丹田呼吸と普段の自分の状態を比べてみることでわかりました。
丹田呼吸は、丹田に意識を置いてゆっくり腹式呼吸をすることで、体の気を丹田に下げて充実させる方法です。一方で普段の自分は、常に否定的な想念、感情などで意識が頭など体の高い部分にあり、浅く早い胸式呼吸(肩など胸の上部で行う呼吸)となっていました。
息苦しさを解消するため肩を上げたり、胸を膨らませて息を吸おうとしてもできなかったのは、呼吸の方法を変える必要があったということです。
そしてこのように、丹田呼吸とは逆のことをしていれば、頭に気が上がっていくことになります。気が上がれば、体に循環しなくなって手足の冷えなどが生じるということです。
また、丹田呼吸を行えば自然と上体の力が抜けるのですが、胸式呼吸を行っていると上体は緊張していきます。肩や腕などが緊張して力が入れば、気はさらに流れにくくなります。息苦しさを解消するために、さらに胸式呼吸を繰り返すことはこの傾向を強くしてしまうのです。
このように、息苦しさと手足の冷えや痺れという症状は、気が頭に上がる(上がる流れにある)という同じ原理によっていると気づきました。そして丹田呼吸は、気を上げる普段の自分の行為を気づかせてくれるとともに、逆であるからこそ解消する有効な方法であるということです。
要点のみお話ししましたが、気づきの内容や丹田呼吸の方法は以下のメイン記事で詳しく紹介していますので、ご興味のある方はご覧いただければと思います。
この記事では、管理人の体験から、うつ病、パニック障害の克服を「気」という視点でお話しします。うつ病、パニック障害のときに、なぜ丹田呼吸で「気を下げる」必要があるのか。その理由と方法をあわせて紹介しています。
このほか、先ほどの気づきや丹田呼吸の体験を踏まえて、さらに課題の解決を図りながら自ら修得した呼吸法を、以下のメイン記事で紹介しています。ポイントは、より効果的に気を丹田に下げることです。ご興味のある方は、こちらもご覧いただければ幸いです。
この記事では、管理人の体験から、うつ病、パニック障害を克服する過程で行った「呼吸法」を紹介しています。また、管理人が克服する過程で「自ら修得した呼吸法」についても触れています。
今回の記事は、以上になります。
この記事をご覧になった方が、これらの対処法を紹介した記事によって、同様に自律神経失調症のさまざまな症状から解放されることを願っております。ご覧いただきありがとうございました。