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SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)

SSRIがセロトニンに働きかけるのに対して、SNRIはセロトニンとノルアドレナリンの両方に作用します。


脳内でセロトニンが減少すると、不安や焦燥感、気分の落ち込みといった症状が出やすく、ノルアドレナリンが減少すると、気力や意欲、行動力が低下すると言われています。


第4世代の抗うつ薬として、日本でも発展途上の分野ですが、意欲の低下した人には劇的な効果が現れていることも多いようです。


トレドミン



特徴

トレドミンは日本で初めて認可されたSNRIです。

うつ病、不安障害、頭痛、腰痛、慢性疼痛などに効果があると言われています。

不安や緊張した気分をほぐし、気分を穏やかに安定させ、意欲を高める働きがあります。

SSRIに比べ、重度のうつ病にも効きやすいとされています。

副作用

吐き気や眠気、便秘、その他、口が渇いたり、めまいや立ちくらみなどが現われる場合があります。

ただ、これらの症状も、薬に慣れてくると除々になくなってきます。

症状がおさまらないようであれば、医師に相談しましょう。

注意事項

トレドミンは通常、少量から服薬をスタートし、1~2週間後に限界量まで増やすのが一般的です。

150~200mgまで増量することもあるようですが、一般の処方限界量は100mgです。

トレドミン100mgに、その効果を増強させるため、抗不安薬などを併用することがあります。

医師による手続きをしてもらえば、100mgより多く処方をしてもらう事も可能です。

トレドミンは、SSRIよりさらに副作用が軽減された薬で、SSRI特有の飲み始めの吐き気も緩和されているようです。

SSRIや他の抗うつ薬に比べ、効果が早く、離脱症状もあまりないため、比較的飲みやすい薬とされています。

また、抗不安効果もあるので、トレドミンが十分効いていれば、併用している抗不安薬を減量をすることで、体への負担を軽減できます。

トレドミンは、私が3番目に処方された薬です。

ルボックスを増量しても効果がなかったので、トレドミンに変わりました。

しかし、飲み始めてから数日後に、発熱し、その後しばらく微熱が引きませんでした。

これが副作用だったのかどうか定かではありませんが、服用を中止することになりました。

ただ、その後、別の医師の元で、トレドミンと三環系の抗うつ薬を処方され、この時は、発熱するということはありませんでした。

一部では、劇的な効果が認められている薬ですが、私にはあまり効かなかったようです。



サインバルタ



特徴

サインバルタは日本で2番目に認可されたSNRI抗うつ剤です。

従来の抗うつ薬と比べて、最も進化した第4世代の抗うつ薬と言われています。

効果発現が比較的早く、抗うつ作用も強いです。

気分を落ち着かせ、意欲を向上させる働きがあります。

ゆっくりと代謝・排泄されるので、1日1回の服用で済むという点が大きな特徴で、利点でもあります。

今後、うつ病治療の主要薬として広く利用されるのが期待されています。

副作用

主な副作用として、悪心、傾眠、口渇、頭痛、便秘、下痢、めまい、腹部痛、不眠、倦怠感、食欲減退、発疹などが報告されています。

飲み始めは、特に、吐き気や眠気等が現れることが多いようです。

副作用が気になるようであれば、医師に相談しましょう。

注意事項

通常、1日1回朝食後に、20mgから服用を開始し、1週間以上服用継続した後に、1日40mgに増量されます。

40mgを1週間以上服用継続した後に、症状により1日60mgまで増量されることがあります。

サインバルタを止める際は、徐々に服薬量を減らしていく事が必要で、突然止めてしまうと、めまいや不安感等が出現しやすいとされているので、自分の判断で、服薬中止や減量をすることはやめてください。

必ず、医師の指導の元、減量を行うようにしましょう。

また、服薬中は、眠気・めまい・ふらつき等が起こることがあるので、車の運転や危険を伴う作業には、十分注意する必要があります。

サインバルタは、私が10番目に処方された薬です。

今まで、朝起きるのが辛かったのが、サインバルタを服用することで、スッキリ目覚めれるようになりました。

うつを感じることもほとんどありませんでした。

ただ、身体のだるさが抜けないときがあったため、それを主治医に訴えたところ、ジェイゾロフトに変えられました。

特に変えなくてもよいような気はしましたが、ジェイゾロフトで、特に不自由なく過ごせているので、問題はなかったと思われます。

サインバルタは、今後、うつ病治療の主要薬として広く普及することが期待されていますが、問題は薬価が高いことです。

ここをクリアしないことには、患者にとっては扱いづらい薬ですが、現状を見るかぎり、まだ少し時間がかかりそうです。


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