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「相棒」Season4第19話「ついてない女」 宮部たまきのセリフに見る人生観

山形に移住してから、やたらとドラマを見るようになったのですが、
東京に住んでいたころから見ているドラマに「相棒」があります。

実は、かなりの「相棒」ファンだったりするんですが。

放送開始から12年になりますが、
いまだに20%前後の視聴率を維持しているのは、あっぱれですね。


ところで。

相棒ファンの方ならおなじみですが、
「花の里」という小料理屋があります。

最初は、杉下右京水谷豊)の元奥さんである宮部たまき益戸育江)が営んでいたんですが、
突然放浪の旅に出かけ、店じまいをし、
現在は、その後継として、
鈴木杏樹演じる月本幸子という女性が女将を務めています。


実は、月本幸子は、
Season4の第19話「ついてない女」
殺人未遂の罪で服役していたんです。

その後も、Season6の「ついている女」
Season10の「つきすぎている女」に登場しています。

そして、刑期を終えて出所した後、
「花の里」の女将でレギュラーになるという、
異例のキャスティングなんですね。

この辺の事情は複雑で、
ファンの間でも様々な憶測が飛び交っていますが。


それはさておき、
Season4の第19話「ついてない女」の
最後の「花の里」のシーンはいまだに覚えています。


宮部たまき曰く、

「人生についてるとかついてないとか、
 関係ないと思うんです。

 どんな物事にもいい面と悪い面があって。

 いい面を見て笑うのか?

 悪い面を見て嘆くのか?

 結局は、心の問題じゃないでしょか?」

う~ん、悟りの境地ですね(笑)


月本幸子は、自分を「ついていない女」と称し、
実際、ドラマでも不運の連続という設定。

気の毒だなぁーとは思いつつも、
やはり、それって、物事をどう受け止めるかの問題ではないかと。

自分では、ついていない、不幸だと思っていることも、
他人からしてみれば、大したことはないと思われることはよくあります。

大切なのは、

事象に対して、どう解釈するか?
解釈した後、どう行動するか?

でしょう。

自分は不幸だ、ついていないと決め込んでしまうと、
何をやってもうまくいかないと考え、
問題の解決に対する努力や行動を
放棄してしまうことにもつながりかねません。

幸運を引き寄せたいなら、
何らかの行動を起こすことが必要になります。

幸運だと感じる出来事であれ、
不運だと感じる出来事であれ、
それは、自分自身の行動の結果であり、
自分自身の責任の範囲内にあることです。

そこに、「運」の要素はからんできません。

もちろん、世の中には、
やたらついている人、
何をやっても幸運を引き当てるというような人もいます。

ですが、そういう人は非常に稀な存在。

ほとんどの場合、
幸運を手にしたいのであれば、
自分自身の手でつかむしかありません。

たとえ、絶望的な場面に出くわしたとしても、
状況を好転させたいなら、
考え、行動し、努力するだけのことです。

そして、その状況を打開できたのなら、
不運と思われた出来事も、貴重な経験になり得ます。


ただ、そうは言っても、うつ病で苦しんでいる状態のときは、

「物事のいい面を見て笑う」

なんてことは、なかなかできるものではないと思います。

実際、私がそういう状態でしたから。

重度のうつで寝込んでいた、過去の私に向かって、
「物事のいい面を見て笑おう!」なんて、とても言えません。


ですが、環境や程度の違いこそあれ、
うつ病になった原因は、本人にも責任があるものです。

私の場合も、仕事を頑張りすぎた、薬に依存しすぎたという部分は、
私の責任だったと考えています。

現在、うつ病で苦しんでいる方には酷な話かもしれませんが、
やはり、何故自分がうつ病になったのか?という原因を考えずに、
そこから逃げていけば、うつ病もよくならないものだと、個人的には思います。

そして、うつ病がよくなるように、
うつ病によいとされていることを少しずつでも取り入れていくことが大切なのではないかと。

将来が真っ暗で寝たきりの状態だった私が、現在、ほぼ寛解するまでに至ったのは、
そういうことを続けてきたからに他なりません。


「物事のいい面を見て笑うのか?

 悪い面を見て嘆くのか?」


この先、心から笑えるように、
自分自身で状況を変えていくようにしたいものですね。

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