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双極性障害

概要


一般には、躁鬱病とも呼ばれます。


医学的には「気分障害」というカテゴリーに入り、うつ病と同じカテゴリーですが、
うつ病とは全く違う病気です。
関連性がないわけではないですが、全く異なる病気と捉えて下さい。


躁の状態の時は、自分では調子がいいと思うため、
自分ではコントロールできず、病気だという認識がありません。
うつ状態の時は、躁の時のことを思い出して自己嫌悪に陥ったり、
人により貧困妄想などが出て、将来を悲観し、ひどい時は自殺を図ったりします。


発病率は、0,3%程と言われており、
うつ病や、統合失調症と比べると、それほど広範に見られる病気ではありません。


症状


双極性障害は、うつ状態の時は、ほぼ、うつ病と同じ症状が見られます。

うつ病と決定的に異なるのが、躁状態があるということです。

躁状態になると、以下のような症状を引き起こします。

・自分は何でもできるなどと誇大妄想を抱く
・ほとんど眠らなくても、元気で過ごせる
・一日中喋りまくったり、色々な人に電話をかけたりする
・落ち着きがなくなり、一つのことに集中できなくなる
・お金を使いまくって買物をする
・些細なことで、怒りやすくなる
・性的逸脱行動を起こす



上記のような躁状態が、1回で終わる症例は軽症の部類ですが、
一般には、鬱状態と躁状態の両方を繰り返していくことが多いです。


躁状態から次の躁状態までの間隔は、
数週間単位から、ときには、数十年という場合もあります。


一見、躁状態の時があるので、うつ病より楽な病気のように思われがちですが、
実際は、躁状態にあるときは、どんなに疲れていても、気分がハイテンションになり、
その分、うつ状態になると、落ち込みが激しいため、うつ病よりずっとつらい病気なのです。


原因


関連遺伝子を多数持ち、
潜在的リスクのある遺伝的体質で発病する遺伝病という見解もありますが、
完全な遺伝病とはみなされていません。


やはり、外的なストレスが原因で、脳内の神経伝達異常が起き、発病するものと考えられています。


治療


双極性障害も薬物療法で治療することができます。


抗不安薬、気分安定薬、抗精神病薬などが処方されます。
また、眠れない人が多いため、睡眠薬も出されることが多いです。


ただ、一般に、双極性障害はうつ病より治療が困難と言われています。


躁状態にある時は、死を恐れない状態にあるので、自殺のリスクが高く、
双極性障害は、精神疾患の中で自殺率は最悪の20%という統計があります。


いかにして、躁状態をなくすかが治療の焦点となり、
そこには、的確な医師の判断が重要となります。

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